2005年春に発病し、治療薬であるグリベックを9年間飲み続けた後の、2014年4月に、投薬治療の中断臨床試験への参加で断薬を開始し、現在に至るまで約7年3ヵ月間、断薬を継続しています。
断薬中は、国際的基準での分子遺伝学的完全寛解を確認する血液検査と通常の血液検査を、6ヶ月に一度行っています。
国際的基準での分子遺伝学的完全寛解を確認する血液検査で、分子遺伝学的完全寛解が確認されないと、断薬は終了し、また薬を飲んで治療することになります。
なお、検査指標は『IS %MBCR-ABL (International Scale Major BCR-ABL) 』で、最小レベルが『検出せず』、2番目が『0.0007未満』です。
定期検査
グリベックを断薬してから、約7年3ヶ月が過ぎましたので、本日(2021年7月08日)、断薬してから33回目の定期検査に行ってきました。
国際的基準での分子遺伝学的完全寛解を確認する血液検査は、結果が出るまでに日数がかかるため、本日受けた分は次回に結果が分かることになります。通常の血液検査は、当日結果が分かります。
まず、前々回分の分子遺伝学的完全寛解を確認する血液検査で、IS %MBCR-ABLが『0.0010』とBCR-ABLが検出されて心配しましたが、前回分で無事『検出せず』に戻りました。
本日の結果は次の通りですが、IS %MBCR-ABLは前回の検査結果で、白血球数は今回の結果です。
- IS %MBCR-ABL : 検出せず
- 白血球数 : 6.77
- 次回検査予定 : 2022年1月13日
国際的基準での分子遺伝学的完全寛解が確認できましたので、断薬は続行します。また、肝臓、腎臓、炎症の数値もOKとのことです。体調は特に問題なく、良好です。次回の検査も6か月後でOKとなりました。
心のつぶやき
前々回分のIS %BCR-ABL値で、初めて『0.0010』により、ちょっとヤバイなぁと思ったけど、前回分で無事『検出せず』に戻ったので一安心って感じだなぁ。
今後もこの調子で行ってくれると助かるんだけど、どうかなぁ。
コロナ対策
私の通院している病院は、横浜にあります。コロナ感染が怖いところで、ちょっと危ないです。電車で2時間半乗り継いで通院します。
前回同様今回も最大限コロナ感染に注意して行ってきました。行ったコロナ感染防止対策は次の通りです。
- こまめに手洗い、またはアルコール消毒を行いました。病院に着くまでの各駅や、病院に着いてからの採血前後、受診前後、ドアや物などに触った後に行っていました。
- 右手と左手の役割分担を決めました。左手はクリーンなままを保持し、利き手の右手で物などに触るようにしていました。右手で物を触った後は、手を洗うか、持参の携帯アルコール除菌スプレーで除菌しました。もちろん、除菌スプレーはクリーンな左手で操作しました。
- 電車は空いているグリーン車にしました。
- 常時マスクをしていました。
- できるだけ手で顔を触らないようにしていました。
- いつもは病院内のカフェテリアで昼食を取っていたのですが、今回は止めて昼食を抜きました。
後は感染していないことを祈るばかりです。
追加情報です。
定期検査から2週間以上経ちましたが、体調に変化はなく良好ですので、コロナ感染は防止できたようです。今回も最大限コロナ感染に注意して通院しましたので、よかったです。
終わりに
IS %MBCR-ABL値が『検出せず』に戻って本当によかったです。今後もこの調子で行ってくれることを祈るばかりです。
コロナは皆さんも注意しているとは思いますが、お互い感染しないようにしましょう。
最後まで閲覧して頂き、ありがとうございました。
それでは、また。