2005年春、桜が綺麗に咲き始めた頃に発病し、治療薬であるグリベックを9年間飲み続けた後の、2014年4月に、投薬治療の中断臨床試験への参加で断薬を開始し、現在に至るまで約5年9ヵ月間、断薬を継続しています。
断薬中は、国際的基準での分子遺伝学的完全寛解を確認する血液検査と通常の血液検査を、6ヶ月(前回までは4ヵ月)に一度行っています。
国際的基準での分子遺伝学的完全寛解を確認する血液検査で、分子遺伝学的完全寛解が確認されないと、断薬は終了し、また薬を飲んで治療することになります。
なお、検査指標は『IS %MBCR-ABL (International Scale Major BCR-ABL) 』で、最小レベルが『検出せず』、2番目が『0.0007未満』です。
グリベックを断薬してから、約5年9ヶ月が過ぎましたので、本日(2020年1月16日)、断薬してから30回目の定期検査に行ってきました。
国際的基準での分子遺伝学的完全寛解を確認する血液検査は、結果が出るまでに日数がかかるため、本日受けた分は次回に結果が分かることになります。通常の血液検査は、当日結果が分かります。
はじめに、今まで定期検査の検査間隔が4ヵ月でしたが、次回から2か月延びて6ヵ月になりました。検査指標の数値も安定しているので、6ヵ月にしても大丈夫とのことです。
本日の結果は次の通りですが、IS %MBCR-ABLは前回の検査結果で、白血球数は今回の結果です。
- IS %MBCR-ABL: 検出せず
- 白血球数 : 5.20
- 次回検査予定 : 2020年07月09日
国際的基準での分子遺伝学的完全寛解が確認できましたので、断薬は続行します。なお、体調は特に問題なく、良好です。
<心のつぶやき>
主治医から『血液関連の検査指標の数値が安定していて、腎臓、肝臓、炎症の数値も良好なので、バッチリです。これをキープしましょう。』と言われた。ちょっと安心した。
『検査間隔も6ヵ月で大丈夫です。』と言われたので、ちょっと嬉しかった。
患者は主治医の一言一言に一喜一憂してしまうなぁ。