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【アメリカ生活】英語と寒さと列車にまつわるエピソードをご紹介します。

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 海外で生活していると、思わぬことが起きたりします。そこで今回は、英語にまつわるエピソード、温暖なカルフォルニアには珍しい寒さにまつわるエピソード、およびこれまた車社会のアメリカでは珍しい列車にまつわるエピソードをご紹介します。

英語にまつわるエピソード

 英語にまつわるエピソードを二つご紹介します。

ハンバーガーの注文で思わず言ってしまいました。

 これは初めてシリコンバレーに出張した時の話です。日本から飛行機でシリコンバレーに行くと、到着が午前9時ぐらいになります。

 飛行機を降りる前に機内食を食べていたので、その日の昼食は軽くすませようということで、ハンバーガーにすることにしました。

 ハンバーガー屋さんに行って、ハンバーガーとコーラを注文すると、若い女子店員さんが、『なんとかかんとか』と聞き返してきたんです。何か聞かれるとは予想してなかったので、何と言われたのか分かりませんでした。

 後ろに注文する人の列もできていたので、焦ってしまい、思わず『Yes』と答えてしまったんです。すると、ちゃんと注文ができて、ハンバーガーを食べることができました。

 一番やってはいけないパターンですね。仕事では絶対NGです。それから、ハンバーカーを注文するたびに同じことを繰り返していのですが、3ヵ月ぐらい経ったある日突然、やっと何を聞かれているのかが、聞きとれました。

 何と聞かれていたかと言いますと、『with cheese?』(ハンバーグにスライスチーズをはさみますか)と聞かれていたんです。

 私の英語は全くダメなんですが、それにしても、こんな短い英語すらネイティブの発音は聞き取れなかったと言うエピソードでした。

 テレビのアナウンサーのようにはっきりしゃべってくれればよいのですが、若い女子の英語は強敵です。

 ちなみに、このような状況の時は、次の英語が役にたちました。

  • Could you speak more slowly, please.?(短く、Speak more slowly,please.でもOKでした。)
  •  sorry?(ただsorry?というと、同じことをもう一回言ってくれます。)

 

道に迷って行先を英語でたずねたら、思わぬ言葉が返ってきました。

 シリコンバレーに赴任して駐在している時の話です。シリコンバレーに近いサンタクルーズというところで、コンピュータ関連のイベントが3日間ぐらいの日程でありました。

 会場はサンタクルーズにあるサンタクルーズ大学でした。会社がイベントでブースを設けていたので、その設営準備でサンタクルーズ大学に行きました。

 行ってみると、このサンタクルーズ大学の敷地がとんでもなく広く、施設が大きな山のあちこちに点在していました。

 車で行ったのですが、当時はまだカーナビがない時代でしたので、道に迷ってしまい、行先が分からなくなってしまいました。

 車を走らせていると、大学内を巡回しているバスのバス停留所に人がいたので、車を止めて道をたずねることにしました。

 バス停にいたのは、東洋系の女子学生らしき人でした。地図を見せて、英語て行先を訪ねると、なんと返ってきたことばが、『日本の方ですか?』という日本語でした。『はい』と答えると『日本語でいいですか?』と言われました。 

 やっぱり、私がしゃべるカタカナ英語で、すぐに日本人だと分かったのでしょう。その人はやはり日本からの留学生でした。その後、目的地までの道を教えてもらい、無事イベント会場まで行くことができました。

 初めて日本の方に英語で道をたずねてしまったのですが、後から思うとちょっと恥ずかしいような感じもしました。

 ちなみに、サンタクルーズというところは海もあり、サーフィンの発祥地として有名です。 

 

寒さにまつわるエピソード

 カルフォルニアはけっこう温暖なイメージがありますが、思わぬ落とし穴がありました。

夏でも野球のナイター観戦には注意が必要です。

 野球の野茂選手がMLBのドジャーズに在籍していた時、サンフランシスコにあるジャイアンツの本拠地(キャンドルスティックパーク球場)に来て先発登板したことがあります。

 ちょうどその試合のチケットが手に入り、見に行くことになりました。季節は夏で、ナイターで行われました。

 夏なので服装は半袖シャツで行きました。車で行ったのですが、野球場の駐車場の広さにビックリしました。皆さん車で来るので、半端ない車の多さでした。帰りに車が見つかるかが心配になる程でした。 

 球場に入ると、選手が練習を行っていました。MLBはけっこうショウアップされていて、着ぐるみやチェアガールの人達がその場の雰囲気を盛り上げます。

 いよいよ試合が始まり、野茂選手も出てきました。例の独特なトルネード投法です。

 日も沈んで夜になると、寒さが気になってきました。この球場は海の近くにあるので、夜風が思いのほか冷たいです。回が進むにつれ、段々肌寒くなってきて、とうとう我慢できなくなって、売店に行き、ジャイアンツのスタジアムジャンパーを買って着ました。

 例え夏でも、ナイターを見に行く場合は、けっこう寒いですから、上着を持って行きましょう。そうしないと、私のようにスタジアムジャンパーを買う羽目になりますので、注意しましょう。

 その後、MLBにやってきたイチロー選手や佐々木選手なども、球場で見ることができました。イチロー選手は試合前の練習で、ファンサービスとしてフライの背面チャッチの技を見せます。これがすごく観客に受けていました。

 やっぱり、日本人の選手が出場していると応援に熱が入ります。

 

列車にまつわるエピソード

 車社会のアメリカには珍しい列車に乗ってみたのですが、思わね落とし穴がありました。

思い込みはダメです。注意しましょう。

 シリコンバレーのパロアルトという街にアパートを借りて住んでいたのですが、アパートの近くにアメリカには珍しく、列車の駅がありました。

 駅名もパロアルトで、サンフランシスコとギルロイ(シリコンバレーより少し南にある街)間を走るディーゼル列車で『カルトレイン』といいます。主に通勤列車として使われています。

 パロアルトとサンフランシスコの間に、サンフランシスコ空港に行ける駅があります。ミルブレー駅といいます。

 出張などでサンフランシスコ空港を利用する場合、普通は自分の車で空港に行き、車を空港の駐車場に預けて、飛行機に乗ります。

 一度日本に一時帰国する時、列車を利用してサンフランシスコ空港に行ってみることにしました。せこい話ですが、一週間の一時帰国だったので、車の駐車場代がもったいないかなと思ったわけです。

 飛行機の出発時間が12時ぐらいだったので、11時に空港に到着するような列車に乗ることにしました。

 帰国当日、パロアルト駅で列車を待っていると、列車が来たので乗車しました。少しの間、停車するようでした。

 その時たまたま、列車内を巡回していた車掌さんが近くに来て、『どこまで行くの?』と聞かれました。なんでこんなことを聞くのだろうと少し不思議に思いましたが、『サンフランシスコ空港に行きます』と答えました。

 するとなんと、『この列車はサンフランシスコ空港には行かないよ。』と言うではありませんか。続けて『降りて、次に来るカルトレインに乗るように』と言われました。

 一瞬戸惑いましたが、列車を降りて列車を確認すると、確かにカルトレインではありませんでした。この駅にカルトレイン以外の列車が止まるなんて、まったく知らなかったので、来た列車がてっきりカルトレインだと思い込んで乗ってしまいました。

 もし車掌さんが来てくれなかったら、そのまま乗っていたので、完全に飛行機に乗り遅れていたと思います。車掌さん様様です。

 それにしても車掌さんはよく声を掛けてくれたものです。その時私がスーツケースを持っていたので、プロの感が働いたのでしょうか。『こいつは空港に行くみたいだから、もしかして乗る列車を間違えているのでは』みたいな。

 その後、カルトレインに乗ることができ、飛行機にも間に合って、無時帰国できました。皆さん、思い込みには注意しましょう。

 

終わりに

 今回は、あるある的なエピソードをご紹介しました。

 最後まで閲覧して頂き、ありがとうございました。

 それでは、また。

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