シリコンバレーに赴任して駐在中に、車のスピード違反で捕まったことがあります。アメリカは銃社会ですので、警官も命がけですから、対応に注意する必要があります。
ここでは、スピード違反で捕まった時の、状況、対応、罰金の払い方を紹介します。
スピード違反で捕まった時の状況
車のスピード違反で捕まったのは、高速フリーウェイではなく、信号機のある道路でした。その道路は会社付近から始まり、アパート近くで終わる道路で、スピード上限に特徴がありました。
会社付近では、スピード上限が50マイルで、アパートに近づくにつれて、45マイル、40マイル、35マイル、30マイルとスピード上限が変わり、最後は25マイルになる道路でした。
その日は休日で、ゴルフをした後、夕食を食べ終わってアパートに帰る時でした。あたりは薄暗く、よく見えない状況でした。
すると突然、後ろで赤と青のパトカーのランプがキラキラと輝きだして、あッやられたと思いました。サイレンは鳴りませんでした。
パトカーが後ろに付けているなんて、まったく気づきませんでした。さすがプロです。パトカーのランプが夕闇にすごく綺麗に映えるんですよねー、これが。
すぐに右ウィンカーを出して、徐行し、右路肩に車を止めました。
後から思ったことですが、これは完全にネズミ捕りにかかってしまったのだと思います。多分、パトカーは横の細い路地に隠れていて、カモを狙っていたところに、まんまと引っかかってしまったのだと思います。
スピード違反で捕まった時の対応
アメリカは銃社会ですので、警官も命がけですから、すぐには近づいてきません。後ろで安全を確認してから車に近づいてきます。
この時、銃を持っていないこと、抵抗の意思がないことを示すために、両手は警官から見えるハンドルの上に置いて車の中で警官を待ちました。
この時、車から降りて外に出たり、手をポケットに入れたり、怪しい行動をしてはダメです。車の中でおとなしく待ちます。
すると、安全を確認した警官が運転席側の窓をコンコンと叩きましたので、窓を開けました。警官は女性の方でした。
まず警官は、ここに停車していると後ろから追突される危険があるので、少し先の細い路地に入って、止まるようにと言いました。
指示に従って細い路地に車を止めて、車の中で警官を待ちました。警官が来て、スピード違反であることを言われ、免許証とRegistration Card(車の登録証)を見せるように言われました。
この時、まだ正式な免許証が来てなかったので、紙の免許証を見せると、いつアメリカに来たかを聞かれましたので、5か月前ですと答えました。
一瞬、アメリカに来たばかりだったので見逃してくれるのかなぁと思ったのですが、そんなことはありませんでした。
それから、警官からスピード違反内容に異議があるかを聞かれました。もし異議がある場合は、裁判所に出廷して争うことになり、異議がなく違反内容を認める場合は罰金になります。
私はピード違反内容を認め、罰金を払うことにしました。するとスピード違反のキップが切られ、後で罰金を支払うように言われました。
最後は、警官から”Have a nice day"と言われました。
罰金の支払い方法
私はスピード違反キップに指定されていた裁判所に、小切手を郵送して罰金を支払いました。その他に、直接窓口に行って支払う方法とオンラインで支払う方法があります。
罰金は90ドルでした。
終わりに
今回は車のスピード違反で捕まった時のことを紹介しました。アメリカは銃社会ですので、対応に注意する必要があります。
最後まで閲覧して頂き、ありがとうございました。
それでは、また。